ドッグフードの成分

実は犬にとっては危険なモノも?!ドッグフードに含まれる添加物とは

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私達人間の食品を含め、現代の食品のほとんどに使用されているという添加物。ドッグフードにも様々な添加物が使われており、パッケージの原材料欄を見てみるといくつか確認することができると思います。

ではそれらの目的はどういったものなのでしょうか?今回はドッグフードに含まれる添加物について詳しく見てみましょう。

 

添加物とは

ドッグフードが作られる際に加えられる添加物。それらには様々な目的があり、以下の種類に分けられます。

  • 品質を保つために加えられる添加物
  • 嗜好性を高めるために加えられる添加物
  • 栄養バランスを整えるために加えられる添加物
  • 製造、加工の過程で加えられる添加物

更に、添加物は天然由来のものと科学合成によって作られるものの2種類に分けられます。

天然のものと比べて化学合成で作られた添加物は犬の健康に害を与える毒性があると言われているものが多く、注意が必要です。

 

品質を保つために加えられる添加物

体重あたりの必要量で言うと人間の4倍ものタンパク質や脂質を必要とする、ワンちゃん。その為、栄養バランスを考えて作られるドッグフードにはタンパク質や脂質が多く含まれています。

しかし脂質を豊富に含む食品は酸化しやすく、それを抑えるためにも「酸化防止剤」という添加物が加えられています。

酸化防止剤はドッグフード内の脂質などが酸化してドッグフード自体の質が劣るのを防ぐ役割を持っています。また、酸化を抑えることでそのドッグフードを長期保存させる役割もあります。

ちなみに、缶詰タイプやレトルトパウチタイプのドッグフードは酸素に触れることが無い為、酸化防止剤は不要とされています。

ドッグフードの品質を保つために加えられる添加物には他に、「防腐剤」や「湿潤剤」などがあります。防腐剤は主に海外から輸入されるドッグフードをカビや腐敗から守るために加えられており、長期保存させるために使用されています。

また、ソフトドライタイプやセミモイストタイプのドッグフードに多く使用されているのが湿潤剤。これらのタイプは水分が多いため腐りやすく、それを防ぎ保湿性を保つためにも湿潤調整剤が使われているのです。

 

嗜好性を高めるために加えられる添加物(甘味料・着色料)

食べた物の味を感じ分けるための味蕾細胞が人間に比べて5分の1しかないワンちゃん。そのため、犬の味覚は人間に比べてかなり劣っているんです。

しかし、その中でも受容体が最も多いとされている甘味に関してはとても強く反応を示すようです。つまり、さつまいも等の穀物や果物などの自然の甘さ、そして肉類に含まれるアミノ酸の甘さは敏感に感じ取るんですね。

そのワンちゃんの味覚を利用し、嗜好性を高めるためにドッグフードに加えられるのが「甘味料」となります。

また、人間と比べて視神経や錐体(色彩を感知するもの)が少ない犬は、見分けられる色が限られており、識別能力はかなり低いのです。そのため犬にとって食べ物の「色」はそこまで重要では無いんですね。犬が食べ物を美味しいと感じるのは匂いや食感、温度などであり、その色は関係無いんです。

しかしそれなのに「着色料」が使用されているドッグフードが多い理由。それは”犬”へのアピールでは無く、それらを見て買う”飼い主である人間”に対してのアピールの為に使用されているんですね。つまり、ドッグフードには必要無い添加物ということです。

 

栄養バランスを整えるために加えられる添加物

ドッグフードに含まれる栄養素の量にはバラツキがあり、それらの栄養素を一定に保つために使用されるのが栄養添加剤です。

日本ペットフード公正取引協議会が基準としているドッグフードの栄養価とは、AAFCO (全米飼料検査官協会)が定めるガイドラインによって決められています。

しかし肉や野菜などを混ぜ合わせただけではAAFCOの基準を満たすことができません。そのため、その基準に合うよう栄養素を補う必要があり、その目的で加えられるのが栄養添加剤となります。ビタミンやミネラル、アミノ酸などが挙げられます。

 

製造・加工の過程で加えられる添加物

原材料として使用される添加物の他に、それら原材料自体を加工する際に使用される添加物も存在します。

例えば、酸化防止剤の一種であるローズマリー抽出物。名前の通りローズマリーの葉から抽出精製される天然由来の酸化防止剤ですが、それを抽出する際に使用されることのあるのが「抽出溶剤」と言われるものです。このように、製造・加工の過程で加えられる添加物には他に、酸、アルカリ、触媒などがあります。

ドッグフードには原材料を表記することが義務付けられていますが、原材料を加工する際に使用する添加物などの表記は義務付けられていません。

つまり、ドッグフードのパッケージには書いていなくても実際は含まれている化学物質などの添加物がある場合があります。

 

まとめ

ドッグフードにも様々な添加物が使用されているんですね。添加物の中にはドッグフードに必要なものもあれば、無くても良いものも存在します。

それらを見極め、愛犬のためにはどんなドッグフードが良いのかを知ってしっかり選ぶことが飼い主さんの重要な役目となってきます。

ドッグフード倶楽部のオススメ!

モグワン

「モグワン」は理想の食いつきを求め開発されたドッグフード。

コンセプトは「日本の犬に合ったドッグフード

人気の高い「カナガン」を作った会社が2年も研究を重ねて作り上げたのが「モグワン」です。

原材料から粒の大きさ硬さの調整まで、徹底的に吟味した最高の品質は、獣医師からも高い評価を得ています。

マチルダ
僕たちがオススメするよ♪

じょずくん
「ドッグフード倶楽部」イチオシだワン♪

モグワン評価
オススメ度
生産国 イギリス
主原料 チキン&サーモン 53%
穀物 mark_maru 不使用(グレインフリー)
着色料 mark_maru 不使用
酸化防止剤 mark_maru 人工保存料不使用(ビタミンE配合)
価格 3,960円(1.8kg)

カナガン

「カナガン」はイギリス最高級のグレインフリー(穀物不使用)ドッグフード。

従来肉食である犬は穀物を消化することが得意ではありません。

炭水化物過多は犬にとって体に負担がかかるため極力避けたいところです。

しかし多くのドッグフードは製造原価を抑えるため、トウモロコシや小麦・米などの穀物を多く配合しており、愛犬に必要な動物性タンパク質が不足しがちでした。

「カナガン」は、動物性タンパク・野菜・ハーブなどの厳選した素材をブレンド、愛犬とって最適な栄養素をバランスよく摂取できます。

カナガン評価
オススメ度
生産国 イギリス
主原料 チキン 51%
穀物 mark_maru 不使用(グレインフリー)
着色料 mark_maru 不使用
酸化防止剤 mark_maru 人工保存料不使用(天然ハーブ・ビタミンE 配合)
価格 3,960円(2kg)

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